Cisco製品のルート証明書変更の製品別影響

 Cisco製品ではQuoVadis Root CA 2から発行されているサーバ証明書を利用していますが2021年4月1日よりIdenTrust Commercial Root CA 1から発行されるサーバ証明書に切り替えを行うとのことです。そのため サーバ証明書を使用している製品が影響を受けます。

影響を受ける機能

・Smart Licence (オンライン認証のみ)が失敗することがあります。

・SLPは90日毎のレポートが必要な場合は失敗することがあります。


影響を受ける製品

<スイッチ>

・Catalyst3650

・Catalyst3850

・Catalyst9200

・Catalyst9200L

・Catalyst9300

・Catalyst9300L

・Catalyst9400

https://www.cisco.com/c/en/us/support/docs/field-notices/723/fn72323.html


<ファイアウォール>

・FirePowerシリーズ

・ASAシリーズ

https://www.cisco.com/c/en/us/support/docs/field-notices/721/fn72103.html


対策

・個別で証明書をインストールする。

・対策済みのファームウェアへバージョンアップする。


FortiGateに続き、Ciscoでも有効期限切れが起きてしまいました。

開発時の人為的ミスとCisco社は認めているようです。





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